社会福祉法人緑風会

医療・介護は、東京都東村山の社会福祉法人緑風会 | 回復期リハビリテーション病棟

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回復期リハビリテーション病棟

病棟の特徴

回復期リハビリテーション病棟とは、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や、大腿骨頸部骨折等の患者さんに対し、機能回復、身の回り動作(トイレや入浴など)の向上や家庭復帰・社会復帰を目的としてリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
当病棟は、医師、看護師、薬剤師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、看護助手、医療相談員(MSW)、管理栄養士と、各職種がチームとなり、医療・介護サービスを提供し、身体能力の改善、日常動作の改善・向上を目指します。
退院後の生活を見据え、患者さん一人ひとりに合わせた計画を作成し、「24時間リハビリ」の考えのもと、専門スタッフによるリハビリテーションや療養上のサポート、各種手続きや情報提供など、退院後の社会・家庭復帰のサポートを丁寧に行います。

入院から退院までの流れ

主治医との面談

 

病状の説明や今後の方針をご説明します。また、必要に応じて入院時に家屋調査訪問をさせていただき、今後のリハビリ計画に反映します。
※可能であれば入院当日に、初回の話し合いの日の調整を実施します

初回話し合い

(入院後3~4週で実施)

患者さん、ご家族、医師、看護師、リハビリ、相談員が情報共有を行い、退院時期を確認します。
退院に必要な能力や介護保険、施設などの確認を行います。

 

退院に向けた話し合い

 

各職種退院にむけての進捗状況の確認を行います。退院準備に向け、患者さん・ご家族様と最終確認をさせていただきます。必要に応じ、ケアマネや福祉用具担当者も同席します。

退院前準備

 

必要に応じて退院前の話し合いや家屋調査を行います。自主トレや家族介助、栄養指導なども行い、患者さんとご家族の不安が1つでも解消できるようにさせていただきます。

 

不安を抱えている方に寄り添うサポート

脳血管疾患や大腿骨頸部骨折といった様々な疾患によって身体機能が低下した場合、退院の日程が近付くにつれて、「もとの生活に戻れるのだろうか」と、不安に感じる方も少なくありません。自立した生活を送れるサポートとして、医療ソーシャルワーカーによるご相談を承っています。それぞれの疾患によって入院可能な期間が決められ、それに基づいた判断を行っております。どんな不安や疑問も気軽にご相談いただける環境を用意しております。

ご家族の方への負担を軽減するサービス

今後の生活に対する不安を抱えている患者さんに向けて、回復期リハビリテーション病棟への入院を提案します。特定の疾患を抱えている場合に入院可能な病棟を用意し、患者さんの病状の情報を踏まえて判定会議によって担当医への受け入れ可否を確認した上で、対応可能な場合は入院日の調整をいたします。ご自身やご家族の方の力のみで回復期を過ごすことに不安を感じている場合には、丁寧にヒアリングを行っておりますので、気軽にご相談いただけます。自立を目指す患者さんをサポートしています。

基本的な一日の流れ

当院では、昼間は活動して頂き、規則正しい生活を送っていただけることを目指しています。
理学療法士による基本的な運動機能の訓練、作業療法士による生活動作(着替え、食事、排泄動作、調理、買い物、外出など)の訓練、飲み込みや発語に障害がある場合は、言語聴覚士が介入します。
個人個人に合わせた最適なリハビリテーションを組みます。
※1日最大3時間(脳疾患)、2時間(整形外科疾患)
入院後のタイムスケジュール例をご紹介します。
※疾患や重症度、患者様の状態により変わります。

ある患者さまの1日の流れ

時間
項目
内容
6:00
起床
7:00
身支度
自宅復帰に向けた整容や更衣の実施
8:00
朝食
8:30
自主トレーニング
下肢の筋力トレーニングを実施
9:40
個別リハビリテーション
筋力強化、立位バランス強化、杖歩行練習、外出訓練(屋外歩行や買い物を想定)を実施
10:20
集団リハビリテーション
離床や体力アップを目的に集団でリハビリスタッフと体操を実施
11:00
入浴
自宅復帰を想定し、看護師介助で浴槽を利用
12:00
昼食
13:00
個別リハビリテーション
掃除や洗濯、料理を想定した応用動作練習、爪切りやボタン止めなどの指先の細かい動作練習を実施
14:00
集団リハビリテーション
テレビで体操の映像を流し、リハビリテーション以外での体力や筋力強化を目的で実施
14:30
カンファレンス
本人や家族、医師、看護師、社会福祉士、リハビリスタッフ、ケアマネージャーなどが集まり、
退院や退院後の生活やサービス調整について話し合いを実施
15:30
面会
家族と面会
16:00
自主トレーニング
指の動きの改善や腕の筋力強化等の自主トレーニングを実施
17:00
夕食
20:00
身支度
口腔ケアや更衣の実施
21:00
消灯

家屋調査

病院や施設に入るとき出るときに家屋調査を実施しています。入るときにはそれぞれ在宅環境が違いますので、在宅の環境に合わせたリハビリテーションを実施するために、家屋調査の実施をお願いしております。出るときには必要な福祉用具を入れたりご家族様に現在のリハビリの進行度合いなどを共有し、今後についてお伝えさせていただいております。

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