急性期病棟
手術
手術を受けるということは、ほとんどの患者さんにとって未知で不安なものです。
その漠然とした不安を理解し、患者さんが安心して手術が受けられるように手術室スタッフが術前・術後の訪問を実施して良好な信頼関係を築くための努力をしています。
安全と安楽が提供でき、なおかつ円滑に手術がおこなわれるよう心がけています。
≪術前訪問≫
全身麻酔・腰椎麻酔下で手術を行われる患者様に術前訪問をおこない、不安の軽減に努めています。
術前訪問では手術室入室から退室までの様子・流れをお伝えし、患者さん・ご家族からの質問にもお答えします。
≪術後訪問≫
手術後、手術室看護師がお部屋に訪問させていただきます。手術を受けた際に気づいたことや苦痛に思われたこと、傷の痛みについてなどを伺います。患者さん1人1人の声を大切にして、今後の手術室看護に活かしていきます。
検査入院
胃・十二指腸内視鏡検査や大腸内視鏡検査を目的とした検査入院ができます。
胃・十二指腸内視鏡検査は、どんな時に検査を受ければよいでしょうか
・胃が重かったり、胸焼けするとき
・食事のあと、胃がもたれるとき
・貧血になったり、体重が減ってしまったとき など
大腸内視鏡検査は、どんな時に検査を受ければよいでしょうか
・便潜血(大腸がん検診)で結果が、陽性となったとき
・便秘と下痢をくりかえすとき
・便に血液が付いていたとき など
静脈麻酔下での負担の少ない内視鏡検査
静脈麻酔を使用すると、「ウトウト」した寝ているような状態となり、精神的にも肉体的にもリラックスした状態で検査を受けていただけます。
薬を使用することに不安を感じるかたもご安心ください。患者さんの安全確保のため、常時、自動血圧計や血液中の酸素濃度の測定による、 呼吸や血圧のモニターを適宜行って、状況に合わせた適切な処置を行える体制を整えております。